ねぶた!!!
by denshu2008
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■ 杉玉のルーツは何処に……
ニ週間ぶりのご無沙汰、web関連担当の[Ta]でございます。048.gif

さて、当初からブログ公開が決まって以来、何について書こうかと考えたんですが、、、ふと目に留まったものがあったのでそれについて話を進めようかと。思い起こせば以前、弊社サイト内でそれについて書いた(現在、そのページはありませんが)事を思い出しまして、この機会に改めて纏めてみることにしました。

それは酒造蔵ならではの存在である「杉玉」。造り酒屋の軒下に吊るされているこの姿を、通りがかりや見学といった機会で見かけたことのある人も多いはずです。

日本酒好きの方には言わずもがな、今更「杉玉」がどんなものであるのか説明の必要はないかと思いますが、初めてこういったものに触れる方も多く居ることと思いますので改めてお話しますと、下画像を見ての如くたくさんの杉の葉を束ねて丸く剪定したものです。

元来、酒蔵ではその年の酒造り毎に“酒造の神”のご加護を願う風習として「杉玉」を吊るすと伝えられています。

f0173161_15185917.jpg~杉の葉のぴんと戦ぐや新酒樽~

とは、小林一茶の句。新酒を待ちきれないいかにも酒飲みらしい句(笑)ですが、こうして詠われるように青々とした真新しい「杉玉」が軒先に吊るされるとそれは新酒が出来た合図となり、それが季節の移ろいと共に徐々に紅く色着く様は、まるで貯蔵されている酒が熟成していくのを映しているかのようでもあります。

このように「造り酒屋が杉玉を吊るす」という風習が成立したのは寛永年間(江戸時代前期)の頃からと言われ、元々は鼓状に剪定した「酒琳(さかばやし)」と呼ばれるものが酒屋の幟(のぼり)を兼ねて掲げられるようになった、と江戸中期の今でいう百科事典に相当する書物『和漢三才図会』(寺島良安編)に記されており、現在のような球形の「杉玉」となったのは江戸時代後期に入ってからと伝えられています。

ちなみに「酒琳」という名称の由来にも諸説ありまして、これまた江戸中期の書物『類聚名物考』(山岡浚明編)には、飲んだ後清々しい気分にさせてくれることから付いたという酒の異名「掃愁箒(そうしゅうそう)」から、吊り下げた杉の枝を箒に見立てて名付けられた「酒箒(さかぼうき)」が転訛した……または江戸中期の儒学者・新井白石が唱えた、中国における“酒屋の幟”を意味する「酒屋望子(さかやぼうし)」が転訛したものとか……

これら以外にも多くの呼び名が存在する「杉玉」ですが、いずれも江戸時代に一つの文化の形態としてこのような風習が流行っていたと言うことについて触れているだけで、この「酒琳を吊るす」という習しがどのような経緯から造り酒屋やそれに纏わる神事と深い関わりを持つこととなったのかは曖昧なままです。。。

そのうち、ルーツを求めて(個人的趣味の範囲でですが…)“杉玉発祥の地”にでも飛ぼうかと思っているので、続きがあればその機会にと言うことで042.gif

(文/撮影:Ta)
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by denshu2008 | 2008-06-18 16:10 | 杉玉の歴史
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